藤川太の「しあわせ家計」を作ろう(家計の見直し相談センター)

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停電

昨日は何とか危機を回避した大規模停電。供給電力の97%にまで需要があったそうだ。ギリギリだ。

こういうときには、本来なら広域に電力を融通しあうべきなのだが、ご存知のように東日本と西日本では周波数が違うために思うように融通ができない。

昔は電力政策が全国で一貫していなかったので生じた事態なのだが、東日本はドイツから技術導入したから50Hz、西日本はアメリカからで60Hz。100年経ってもこの状況は変わっていない。

節電のために道頓堀のグリコの電灯が消えたというニュースがあったが、残念ながら西日本の電力はほとんど東日本では使えない。

学生時代はパワーエレクトロニクスの研究室にいたため、電源開発さんのご協力でダムや発電施設にはいろいろと見学させていただいた。その中で思い出すのが、今回注目されている周波数変換所。
周波数変換所は周波数の違う東日本と西日本で電力を融通しあうための施設だが、全国で3箇所ある。私が見学したのが佐久間周波数変換所。佐久間以外には新信濃と東清水にあるらしい。これらを合わせても、周波数を変換できる能力はたった100万kW!

http://naritama.org/report/jpower_sakuma.html

東京電力管内で15日は供給が3300万kWに対し需要が最大3700万kWという予測だったので、全然足りない…。ライフラインが停止したときの混乱は想像を超えており、こうした混乱を避けるためにも容量を増やすことをぜひ検討して欲しい。500万kWくらいあるといい。

一番いいのは、全国で周波数を揃えることなのだが、それは無理だよね。

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家計の見直し相談センター
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by seikatsu1 | 2011-03-18 15:03 | 雑感